真面目すぎる 生徒さんにおすすめの指導方法
真面目すぎる 生徒さんにおすすめの指導方法とは?
もちろん真面目なことは不真面目よりも良いことです。
保護者や教師がイチイチ勉強しなさいと言わなくても勉強に取り組み、集中して勉強してくれます。
宿題や課題も自分で計画的に取り組み、提出物などもしっかりと出します。
教師から見ると「手のかからない生徒」な場合があります。
こういった生徒は一見問題はなさそうなのですが、実は大きな危険性も秘めているのです。
まず特徴として融通が利かない、要領が悪いということがあります。
テストでむずかしい問題を捨ててしまうことができずに、いつまでも引っかかってしまったり時間配分が苦手だったりします。
そして一番の問題点は「挫折に弱い」ことです。
誰もが認めるくらい真面目に勉強に取り組んできたのにテストの結果が悪かった、入試に失敗した時の心の折れ方が非常に大きなものになります。
すべてのやる気を失って自暴自棄に陥る子どももいます。
真面目な子どもほどそのダメージは大きいのです。
そんな時に、真面目に取り組んできたことは無駄ではなく、次につながるものだということで心を支えるような指導が重要になるのです。
真面目すぎる生徒にはどちらかと言えば、このようにうまくいかなかったときの正しいフォローができるかどうかが指導する際の注意点なのです。